ポケモン風ドット絵メイキング

前の奴が2008年(現在2016年)とかでいたたまれなくなったので新規に書き起こし。
※一応解説はしてますが、メイキングであって講座ではありません。ご了承下さい。
はじめに
ドット絵とは、「ドット(点)が集まってできた絵」です。

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↓こういうものも時々見かけますが、これはドット絵ではなく、二値線で描いただけの普通の絵です。

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違いは見ればなんとなくわかると思いますが、「線」です。ドット絵は線に殆どダブりがなく、絵の方はダブりがあります。
また、ドット絵の線には規則性があります。

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上の線は綺麗な線に見えますが、下の線はゆがんでいるように見えます。

拡大してグリッドを表示したものです。上の線のドットの並びに規則性があるのが分かるでしょうか?
規則正しくドットを打つことで綺麗な線を打つことができます。
逆に、不定形のものなどを打つ時はわざと線の規則性を乱すこともあります。
ポケド(ポケモン風ドット絵)について

ポケモンのドット絵にも種類があります。
○赤、緑、青、ピカチュウ、金、銀、クリスタルのゲームボーイ(GB)風
○ルビー、サファイア、エメラルド、ファイアレッド、リーフグリーンのゲームボーイアドバンス(GBA)風
○ダイヤモンド、パール、プラチナ、ハートゴールド、ソウルシルバーのダイパ(DPPt)風
○ブラック、ホワイト、ブラック2、ホワイト2のBW風
大きく分けると上の4つに分けられ、それぞれ使える色数やサイズが違います。
GB風はサイズが56px、使える色は4色(背景の白とポケモンに使われている白が同色。別に分けると5色)。
GBA風はサイズが64px、使える色は背景色含め16色。
DPPt風はサイズが80px、使える色は背景色含め16色。
BW風はサイズが96px、使える色は背景色含め16色。
DPPtとBWはサイズは違いますが塗りはほぼ一緒の為、合わせてDS風と言うこともあります。

今回は管理人が主に打っているGBA風のポケドを打ちます。
準備
1pxの2値線が使えるソフトなら何でもOKです。用意しましょう。
私は普段Windows Vistaバージョンのペイント(MSペイント)を使用しています。
EDGEGraphicsGale など、ドット絵に特化したソフトもあります。
Photoshop や SAI を使用する人もいるようです。やろうと思えばEcxelでも出来るらしいです。

ソフトを開いたら、キャンバスサイズを64*64にします。
MSペイント(Vista)では、変形→キャンバスの色とサイズを開き、単位をピクセル、幅と高さを64にしてOKを押します。
Win7以降のペイントではプロパティを開き、同じく単位をピクセル、幅と高さを64にしてOKを押します。
下書き

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サイズが決まっているため、キャンバス内に収まるように下書きをします。
小さいドット絵やサイズを決めていない場合は、描きながら線画へ整えてもいいかもしれません。
線画

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下書きを元にして整えました。直線は直線らしく、曲線は曲線らしく規則性に従って打ちます。
下塗り

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基本になる色をバケツツール(塗りつぶし)で塗ります。
おなかの色が変わっている部分も線画と同じように規則性に気を付けながら塗ります。
ここまでですでにドット絵らしくなってきました。
陰影
GBA風のポケモンのドット絵は左上から光が当たるようになっています。

陰影のつけ方は、絵を描いている人の方が理解しやすいと思います。
光が当たる場所は明るく、影になる場此所は暗く。手前は明るく、奥は暗く。
色味や影の付け方などは本家のドット絵を観察したり、実際の動物や写真などを参考にするといいと思います。

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身体の影を付けた状態。特に暗くなる部分にはもう1段階暗い色を入れています。
お腹の一番下の部分ではタイリングと呼ばれる技術を使用しています。

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ハイライト(光)を入れ、体以外の部分も陰影などをつけた状態。
身体のメインの濃い青のハイライトは、お腹の影の色を再利用しています。
色数を縛って打つ場合にはある色を別の場所で使うこともテクニックの一つになります。
尻尾の付け根や翼の皮膜はハイライトがなくても大丈夫そうだったので影の部分を少し増やしています。
線画の処理

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線画に色を付けていきます。色トレスとも言われます。
陰影と同じく光の当たっている場所は明るい色に、暗い部分は黒にします。
爪や角の主線は色数削減のために他の場所の色を取ってきています。別に作るのが面倒だったわけじゃないですよ
完成

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足の影にタイリングを追加したり、爪や角の主線を調整したりなど、色々調整・修正しました。
気が済むまで調整したら完成です。
あとがきというか雑記
特に意識はしていませんでしたが、最終的に色数は16色に収まりました。
本家より少し黒主線が少なかったかな……?とも思いますが、まぁ、昔は黒主線をなくすように線画処理してた時期もあったので私の打風ということでご愛嬌。
ポケモン風という目的がなければもう少し影やハイライトの色を増やしてたかもしれません。
最初は色数やサイズをを気にしないで打ってみたりしてもいいと思います。
実際私もドット絵を始めたころは小さく打つことが出来なくてやたらでかいドット絵ばっかり打ってました。
ポケモンっぽくするためには(ポケモン以外でも)ひたすら本家のドット絵を観察・研究したり真似してみるのが1番だと思います。
そしてポケモンもどきのドット絵しか打てなくなった

そういえば私は線画からドット絵を打つタイプですが、シルエットから打つ人も結構な割合でいるみたいですね。絵もうまい人に多い気がします。
ちょっと憧れますが、メイキングとか見てもどうなってんのかさっぱりわかりません。
まぁ、私には線画から打つのが合っているということで。各々自分と自分の好みに合った打ちかたをするのが一番です。

にドット絵も展示してありますので、良ければ見ていってください。
また、企画 では投稿していただいたモンスターのイラストを管理人がドット絵化して展示しています。
ポケモンドット絵メイキング